こんにちは。おっくんです。
高校の勉強は、小・中学校とは一線を画
しています。
それだけに取り組み方を変えなければな
りません。
ところが、小・中学校の延長線上のよう
に捉えている生徒も少なくなかったりし
ます。
今回は、高校の勉強の取り組み方につい
てお話しします。
ぜひ読んでいただければ、幸いです。
目次
1.高校の勉強とは
出典元:https://ryugaku.net/magazine/3162
高校の勉強は、小・中学校のそれに比べ、
・分量が多い
・難度が高い
ことが特徴です。
参考書や問題集を見てもお判りだと思い
ますが、科目1つを取っても、非常に込
み入った内容です。
例えば、社会を取り上げてみます。中学
校で歴史分野を学んだと思います。
高校では主に日本史と世界史に分かれま
すが、日本史あるいは世界史だけを取っ
ても中学校の社会(歴史分野)で扱う内
容を超える分量です。
これが1科目だけでなく、あらゆる科目
においてこのような分量となります。
社会や理科は知識主体で解く科目ですが
、それでも膨大な分量です。
英語・数学・国語のように知識に加え、
知識を応用してその場で解く科目だと、
更なる分量になるでしょう。
小・中学校と一線を画しているとは、ま
ずこういったことです。
これらの分量は、丸暗記ではもはや通用
しません。
短期間では言うまでもなく、高校1年生
からずっと丸暗記一辺倒で学習を続けて
も、習得は難しいです。
暗記しないよりは知識として頭に入るで
しょうが、丸暗記だけだと覚えた分量に
対して、忘れる分量もそれなりに出て来
るからです。
それだけに勉強方法を変えなければなり
ません。
その勉強方法に関して、高校では予習を
してくるように言われたと思います。
それについて次に説明します。
(参考)中学・高校受験との勉強方法の
違いについて書いた記事がありますので
、お手すきの際に読んでみて下さい
↓
2.高校の勉強で復習より予習が大切な理由とは?
出典元:https://i-am-teacher-blog.com/study/yosyu_fukusyu/
予習が大切であるのは、
自身の判らない部分を明確にするため
です。
さらに、
効率よく学業成績を上げる
コツにもなるのです。
予習:復習は、7:3あるいは8:2ぐ
らいに重視しましょう。
1.高校の勉強とは、で説明したように
高校の勉強で扱う分量は、膨大です。こ
れらを満遍なくこなしていくのは、難し
いです。
なぜなら、扱う分量に対して高校での時
間は3年間だからです。ニュアンスは「た
った3年間」だったりします。
その限られた時間の中で効率よく成績を
上げるには、判らない部分を重点的にや
り、一方で得意な部分に必要以上に時間
を使わないことです。
それに3年間と言っても、それらを全て
学習だけに使うのは無理でしょう。
高校生であれば、授業を受けるのは言う
までもなく、学園祭や体育祭もこなさな
ければなりません。
このような行事に時間を削られることを
考慮すると、時間的余裕はなくなるでし
ょう。
しかしながら、このような状況は皆同じ
ですから、嘆くことはありません。
大事なのは、自分ならではの時間の使い
方を一日でも早く見つけることです。
勿論、その時間の使い方は正しいかどう
かも自身で確認する必要があります。
これらを基に予習と復習の方法について、
それぞれ説明します。
2-1.予習するにあたって大切なこと
予習するにあたって、最も大切なのは
判らない部分と判る部分を明確にする
ことです。
高校に限ったことではありませんが、学
校で先生の板書を取っている時間は学力
は付きません。
これをすること自体は、受け身的な作業
に過ぎないのです。ですので、これだけ
で時間を使うのは、勿体ないです。
この板書を取っている時間でさえも、有
意義に使わなければなりません。
そのためには、まず授業を受ける前に取
り扱う単元部分を予め知っておきましょ
う。
例えば、英語では英文を訳す、数学では
教科書の問題を解くなどです。
この時点で、正解か不正解か、を気にす
る必要はありません。授業で取り上げる
内容を知っておくことが大事ですから。
ただ、自信もって解くことができた部分
と自信が無い部分は把握しておいた方が
良いです。
いよいよ授業を聴くことになりますが、
授業において予習してきたことに対して、
正解か不正解かをここで確認しましょう。
次に、自信が無かった部分、あるいは自
信が有ったけど不正解だった部分を重点
的に聴く形が良いです。
ここは、自身の苦手な部分であり、重点
的に学習しなければいけない部分だから
です。
一方で自信持って正解できた部分につい
ては、参考程度に聴く形で構いません。
このようにして、聴く際の強弱を付ける
ことが高校の勉強では、大事です。
因みに授業でこのような作業をすること
は、復習していることにもなっていたり
します。
授業中に復習すれば、効率よい学習サイ
クルを作ることにも繋がります。
このサイクルを作るためにも、科目にも
依りますが、予習は「やり貯め」してお
いても構いません。
学校の進度を気にせず、どんどん積極的
に先んじてやりましょう。
私が高校入学したての頃に学習塾の講師
からも「忙しいなら復習はしなくて良い
から、予習は必ずして来なさい。」と言
われました。
この意味は今、凄く理解できます。
2-2.復習も大事となる理由とは?
復習をするのは、
知識を定着させるため
です。
ここをしっかりやって初めて、学習と言
えるでしょう。
2.復習より予習が大切な理由とは?の
冒頭で予習が大切であることを強調しま
したが、復習を軽視しても構わない、と
いうわけではありません。
高校の勉強は寧ろ、小・中学校に比べて
復習はさらに重要になってきます。
2-1.予習するにあたって大切なこと
、で授業中に復習をしていることにもな
っているから予習ほど急いでやる必要は
ない、ということです。
例えば、帰宅して予習で時間が手いっぱ
いになり、復習に手が回らないのであれ
ば、予習を最優先しても構いません。
復習は何度やってもやり過ぎることはあ
りません。時間を作ることができるなら
ば、やりましょう。
因みに学校でやることはお勧めしません
が、学習塾では判らない部分をすべて聴
くことができ、残るは自信もって正解で
きた部分であれば、それ以降は退室して
復習の時間に使うのも方法です。
ここは自己判断にお任せしますが、やっ
てみると良いかもしれません。
3.おわりに
高校生になると、復習だけでなく予習も
しなければならず、小・中学校以上に忙
しいと感じられると思います。
しかしながら、忙しいことは皆同じです。
この忙しさをどのように的確にこなして
行くか、も大人に向けての勉強の一つと
なるでしょう。
これを読まれたのを機に、予習と復習を
見直すきっかけとなれば、大変幸いです。
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