ジュンティー二キアラが和菓子に!?なぜ高島屋に?【マツコの知らない世界】

こんにちは。おっくんです。今回は日本

で働くことになった外国人について話し

たいと思います。

 

イタリア人和菓子バイヤーとして知られ

ているジュンティー二キアラさんです。

 

今回は、

なぜ和菓子に魅力を持ったのか

高島屋で働くこととなった理由

に触れてみたいと思います。

 

では、話を進めていきます。

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1.ジュンティー二キアラさんはなぜ和菓子に?

出典元:https://www.wwdjapan.com/articles/746443

和菓子を取り扱う配属部署で、客様と

のやりとりをすることでとりわけ面白さ

を感じたからだそうです。

 

その面白さが仕事への意欲をさらに促進

したと取れます。

 

和菓子バイヤーとして名が知れたのは、

日本の大手百貨店の売り子として働くよ

うになって3年目、配属となったことが

始まりです。

 

ただ3年目と聞くと、それまでどのよう

な経緯があったのか気になるかもしれま

せん。

 

まずは入社して和菓子バイヤーとなるま

での経緯を次に話します。

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1-1.入社後~まさかのアジアフード店舗へ

百貨店に入社後、ジュンティー二キアラ

さんは食品部門への配属となりました。

 

彼女はイタリア人からも、当然ワールド

フーズに配属されることと思っていたよ

うです。

 

ところが実際には、アジアフードを扱う

店舗への配属となりました。その店舗は、

新潟加島屋だそうでそこで販売員として

キャリアをスタートすることとなります。

 

新潟加島屋さんとは、1855年(安政

2年)に創業し、主に魚介類製品を扱っ

ており、看板商品は「鮭茶漬け」だそう

です。

 

他にもいくら醤油漬け、貝柱のうま煮な

ども人気商品だそうです。

 

元号「安政」からも江戸時代からある老

舗店舗ですかね。

 

新潟加島屋さんでの1年は日本食材を覚

えなければいけないのはもちろん、イタ

リア人だけに漢字表記される魚の名前

を覚えることに苦労されたそうです。

鮭→さけ、鰯→いわし

 

漢字表記での魚名、常用漢字としても教

えませんし、日常であまり使わないだけ

日本人でさえもすべて覚えている人は

少なかったりします

 

ジュンティー二キアラさんにとっては、

凄く高いとなったことでしょう。まし

てやプロの販売スタッフとしての能力が

要求されるわけですからお客様からすれ

ば、読めて当たり前とみなされます。

 

しかし、この言語の壁を日々の努力で少

しづつクリアしていきます。

 

「好きこそものの上手なれ」が当てはま

るかどうか、好きなことだからこそ乗り

越えられたのかもしれませんね。

 

このようにして販売員として、2年間を

過ごします。いよいよ3年目を迎えます

が、これについて次に話します。

 

※真逆となりますが、海外で活躍されて

いる日本人に関して、以下の記事があり

ます。宜しければ、参照してみてくださ

い。

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1-2.入社3年目~日本食バイヤーへ抜擢

入社3年目日本食バイヤーに抜擢され

ます。その日本食の中には、和菓子も

まれます。

 

バイヤーとは、自百貨店で取り扱ってい

ない新しい商品を見つけるために、店舗

を訪ね歩く仕事です。

 

当然、東京に留まらず、日本全国への出

張も有ります。

 

そして、店舗での販売契約を獲得しなけ

ればなりません。いい加減な契約をする

と、百貨店としての評価を下げることに

なるだけでなく、百貨店の販売において

何かしらの不備をやると契約先の店舗の

評価まで下げかねません

 

当然、責任重大な役職です。

 

バイヤーとして出向く際には当然、訪問

先へ電話等の事前アポを取らなければな

りません。

 

外国人だけにバイヤー名を電話で言うと、

必ずと言っていいほど驚かれたそうです。

 

ただ、そのように驚かれることをジュン

ティー二キアラさんはチャンスと捉え、

面白いと感じるそうです。

 

そして、ビジネスチャンスだけに出向先

の研究、日本食特に和菓子に関する勉強

を欠かさなかったようです。

 

これに関して、次のようなエピソードがあ

ります。

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1-3.入社3年目~エピソード

エピソードとは、「御菓子司 亀十」に関

してです。

 

「御菓子司 亀十」は大正末期創業の浅草

の老舗店舗で、どら焼きが有名です。

 

自身の所属する百貨店と亀十さんは販売

契約をしばらくの間、断っていたそうで

す。

 

しかし、ジュンティー二キアラさんは根

気よく交渉して再契約成立を獲得したの

です。

 

亀十さんが契約するきっかけとなったの

は「よく勉強している」だそうです。

 

契約ですから、外国人に興味を持たれた

から、「美味しい」と言ってもらえた等の

単純な理由では当然、結んでもらえませ

ん。

 

それにバイヤーとして訪問しているわけ

ですから「美味しい」と言っただけだと、

媚びへつらっていると思われ、冷やかし

に来たとみなされても仕方ありません

 

どら焼きへの愛情そして知識を駆使して、

いかに熱意そして真心を伝えられるかが

大事になってきます。

 

最初の頃は交渉しても消極的な姿勢を取

られたかもしれません。ですが、根気よ

く真意を伝えることができた賜物と言え

るでしょう。

 

ジュンティー二キアラさんは、とある和

菓子店の店主から「日本人よりも日本人

らしい」と評されているそうです。

 

日本の文化をしっかり体系的に理解し、

日本人の心をしっかりと表現できている

からこそ成せた再契約と言えるのではな

いでしょうかね。

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2.ジュンティー二キアラさんはなぜ高島屋に?

出典元:https://thegate12.com/jp/spot/2109

高島屋を就職先と選んだ理由は、

百貨店としてさまざまなカテゴリーそし

て職種があり、自分に合う仕事があるか

もしれない、と可能性を感じたことです。

 

本当にやりたいことを探すために、高島

屋を選んだようですね。

 

日本だと、やりたいことが見つからなか

ったらと言って転職することは容易では

ありません。

 

そのような中でも、高島屋にはそれ相当

の覚悟を持って入られたのではないか、

と察します。

 

しかも入社1年目に思いもしない部署に

配属されたようなので、最初は戸惑いも

あったかもしれません。

 

その中でも、自身でできることをひたす

らやって来たのでしょう。

 

だからこそ、3年目に花が開いたのでは、

と察します。

 

ジュンティー二キアラさんは売れる売れ

ないにかかわらず、必ずなぜ売れたか、

あるいは売れなかった理由を考え、ブラ

ッシュアップを常に行っている努力家

そうです。

 

仕事の種類に関わらず、こういうことが

きちんとできる人は、どんな仕事も合う

仕事なのでは、と考えます。

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3.まとめ

以上でジュンティー二キアラさんについ

て話しましたが、

まとめると

和菓子に魅力を持ったのは、ビジネス

をやる上で勉強し、その際に奥深さを知

ったから

 

高島屋で働くことになったのは、やり

たいことを見つけるため

です。

 

ジュンティー二キアラさんには、日本と

イタリアの懸け橋となる女性となられる

ようにこれからも活躍してほしいですね。

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