大学受験の間違った勉強方法とは?~高校から変えるべき暗記方法

こんにちは。おっくんです。前回の記事

(※リンク先は以下です)で、大学受験と

中学・高校受験とは勉強方法を根本的に

変えなければいけない理由を説明しまし

た。

※前回の記事

今回は大学受験では相応しくない勉強方

法について語っていきたいと思います。

 

もし思い当たる人がいれば、勉強方法を

変えるきっかけとして頂ければ、幸いで

す。

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1.大学受験の間違った勉強方法とは?

間違った勉強方法とは、

無味乾燥な丸暗記

です。

 

中学生さらには小学生の時、丸暗記した

経験は無いでしょうか?

 

例えば、数学(あるいは算数)は解法パタ

ーンと解答を丸暗記、社会や理科は用語

の丸暗記等です。そして、この丸暗記で

数々のテストを乗り切り、高得点を獲る

ことができた、と言う経験もお持ちでは

ないでしょうか?

 

ところが高校の勉強に入ると、覚えても

覚えてもなかなか頭に入らない、さらに

は覚える量が半端なく多くて覚えきれな

いことはないですか?

 

上記の前回の記事でも言ったように、

校で扱う学習内容は小・中学校に比べて

難度も分量も格段に上がると言いました。

 

ここで注意点として、覚えると言う行為

を否定しているのではありません。覚え

、と言う行為は学生時代に限らず、社

会人になっても大事です。

 

強調して言いたいのは、

丸暗記一辺倒は通用しない

ということです。

 

丸暗記でいくら覚えても忘れて知識が付

かず成績が伸びないなどの不本意なこと

が繰り返されるとついには学習意欲がだ

んだん薄れてしまう可能性があります。

そして、しまいにはその科目に対する苦

手意識が強くなるかもしれません。

 

苦手意識が強くなると、勉強する時間も

減りがちです。勉強しなくなると当然、

成績はどんどん下がります。

 

でも、「やっても点数が上がらないから。」

と諦めの心が付いた状態では苦手科目を

克服する意欲もほぼ減退した状態になり

得ます。そして、しまいには「地頭良く

ないからもう無理。」や「能力の限界。」

などと勝手に自身の能力を否定するよう

になります。

 

まさに身で自身の可能性を萎ませてい

のです。

 

このように場違いな勉強方法は、

負の連鎖反応を誘発する要因

となり得ます。

 

こういった場違いな行為、実はあまり暗

記が得意でなかった生徒よりも、小・中

学校の時に丸暗記で立て続けに高得点を

獲ることができた生徒が陥りやすいので

す。

 

思うように結果が出ないにも関わらず、

もっと頑張ればいつかは結果が出ると勝

手に信じ込み、場違いな勉強方法からい

つまでも脱却できないからです。

 

高校の勉強は小・中学校とは違うものと考

えて勉強方法を変える姿勢を持ちましょう。

 

では、その具体的な勉強方法を次に説明

します。

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2.大学受験における高校から変えるべき暗記方法

変えるべき暗記方法とは、

理解を伴う暗記

です。

 

科目問わず使える方法で、私は高校の勉

強において基本原理の理解は暗記の礎を

成す、と考えます。

 

暗記すると同時に「なぜ?」の姿勢を併

せ持ち、その「なぜ?」が理解された時、

その暗記したものは受験生諸君の頭に知

識として定着することでしょう。

 

ではこの方法がどうして有用か、を以下

に詳しく説明します。

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2-1.変えるべき暗記方法➀「理解が必要な理由」

理解が必要な理由は、

知識の定着

が大事になるからです。

 

一般入試で大学受験をする場合、高校受

験のように内申点は特に無く、試験本番

当日に及第点が獲れれば、合格そして入

学できます。

 

本番当日に詰め込んだ知識を思う存分に

出すには、高校3年間で学んだことを

継続的に

覚えておかなければならないでしょう。

 

そのためには、覚えることを繰り返すこ

とで培われる知識の定着が必要です。

着をしやすくするのは、理解なのです。

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2-2.変えるべき暗記方法②「暗記方法のコア」

暗記方法のコアとなるものは、

基本原理の理解

です。

 

1.大学受験の間違った勉強方法とは?

で高校の勉強は丸暗記だけでは通用しな

いと説明しました。

 

では知識を定着させるための万能な暗記

方法が有りますかと言えば、違います

 

暗記方法は人の数だけあり、良い暗記方

法は人それぞれによって違うからです。

 

方法はどうあれ結果として、生徒自身に

とって知識が定着しやすい暗記方法であ

れば、それが正解なのです。

 

ここで暗記方法については長年研究され

ており、その研究成果を基に爆発的な暗

記力を生み出した、と言う実績を出した

のは事実です。これはもちろん否定しま

せん。

 

ですが、日本全国の受験生全てに通用す

る万能な方法ですか、と問われて、絶対

そうです、と断言することは難しいと思

いませんか?

 

ただ、その中でもコアとなる共通の方法は

有ると思います。それが、基本原理の理解

です。

 

例えば、英熟語で有名な

「not only A but also B」

についてです。意味は

「AだけではなくBも」

と覚えたかもしれません。この覚え方は

意訳の丸暗記

です。数が少なければそれでよいです。

 

しかしながら、扱う分量が非常に多くな

ると、丸暗記だけでは沢山覚えると同時

に沢山忘れてしまいます

 

ここで基本原理を知りましょう。他に

not A but B

と言う英熟語が有ります。意味は「Aで

はなくてB」です。

先の「not only A but also B」をよく見

て下さい。この英熟語に基づけば、

not (only A) but (also B)

と読むことができます。直訳すると、「(A

だけ)ではなくて(またBも)」となります。

ただ、日本語として不自然ですね。

 

自然な日本語にすると、「Aだけではなく

Bも」となります。このようにして先ほ

どの「not only A but also B」の意味は

「AだけではなくBも」と訳せるのです。

 

さらに「not A but B」についても直訳す

ると「Aではない、しかしB」となりま

す。同様に自然な日本語にすると、「Aで

はなくてB」ですね。

 

このような覚える一方、理解も据える方

法が基本原理の理解です。

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3.おわりに

お気づきかもしれませんが、高校生にな

るといよいよご自身で「自身にとって最

適な勉強方法」を探求して確立しないと

いけません。

 

これは高校生の年齢として、求められる

課題なのです。これはあなただけではあ

りません。日本全国の高校生全員に、で

す。そして、大学受験はその確立した勉

強方法によって培った自身の能力を大学

に向けてアピールする場なのです。

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