共通テストが意味するものと重要性について

こんにちは。おっくんです。

 

2021年より大学入試センター試験(以後

、センター試験)に代わり、大学入学共

通テスト(以後、共通テスト)が始まり

ました。

 

これを書いている時点で、歴史的な第1

回目が終わり、翌2022年1月には第

2回が行われる予定です。

 

共通テストも始まりましたが、試験名が

変わっても変えてはいけない姿勢は有り

ます。

 

本記事では、それをお伝えいたします。

 

将来、受験される人はぜひ読んでいただ

くと幸いです。

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1.共通テストを受ける意味

出典元:https://president.jp/articles/photo/42803?pn=1

共通テストは、

進学できる大学の候補を増やす

点で有意義な試験です。

 

国公立大学を目指す場合は、基本は受験

しなければならないでしょう。

 

ですが、通テストの得点を基に合否を

決めている私立大学もあるからです。

 

国公立大学※は、基本的に共通テストと

大学独自が課す個別学力検査(以後、2次

試験)の総点で合否を決めます。

一般選抜を前提

 

一部、2次試験の成績だけで合否を決め

る大学も有りますが、共通テストを受験

していることが前提となるので、必須

あることには変わりありません。

 

一方で私立大学ですが、以下の二つの受

験方式で選抜している大学が有ります。

個別試験で選抜

共通テストの成績で選抜

 

共通テストを受ける意味が活きるのは、

この下段の方です。

 

上段は、大学独自が課す試験を受験する

方式で、共通テストの受験の有無や成績

問われません

 

下段は、共通テストの成績のみで合否を

決める方式です。共通テスト受験後、大

学側で合否決定が早速行われます。

 

そのメリットを次で説明します。

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1-1.共通テストを受ける意味~私立大学編

メリットは、

受験会場に行く必要がない

です。

 

受験会場に行く必要はないので、ホテル

に泊まる、そしてその大学ならではの対

策をする必要はありません。

 

労力が軽減される上に合格できれば、

学できる大学が担保されます。

 

加えて第一志望の大学の対策に集中でき

、という相乗効果も有ります。

 

こちらは、国公立大学を第一志望とする

受験生に多いでしょう。

 

前記のように共通テストの成績だけで合

否を決めるので、新たに第一志望の大学

以外の対策をする必要はありません。

 

その分、本番直前期には第一志望の大学

に特化した対策をする体制が取りやすい

です。

 

共通テストの成績だけで私立大学に合格

すれば、精神安定させる面でも良い効

をもたらすでしょう

 

本番直前の時間も勿論、大事です。この

時期に第一志望に特化した対策ができれ

ば、合格できる可能性が上がるでしょう。

 

このように共通テストを受けることは、

自動化の仕組みに似た体制を新たに手に

入れることにもなるのです。

 

この自動化の体制を取りたいならば勿論、

共通テストの高得点は欠かせません。こ

れなくして、この体制は得られないでし

ょう。

 

第一志望合格の可能性を上げることにも

なり得るので、ぜひ万全にやっておくこ

とをお勧めします。

 

そして、共通テストは重要な役割も持ち

ます。これについて次に説明します。

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共通テストの対策に関して、以下の記事

も読んでいただくと幸いです。

※参照

2.共通テストの重要性について

出典元:https://mainichi.jp/articles/20210412/k00/00m/040/134000c

共通テストが重要となるのは、以下の2

つのときでしょう。

二段階選抜

不測の事態

1.共通テストを受ける意味で説明した

私立大学のときのように、個別試験を代

わりに受ければ良いというわけにはいき

ません。

 

代わりとなる試験は無いからです。

 

次にそれぞれ詳しく説明します。

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2-1.二段階選抜

共通テストの成績が合否を左右する

選抜試験です。

 

センター試験時代からある国公立大学特

有の選抜ですが、侮ってはいけません。

 

人気の高い国公立大学あるいは学部にな

ると、志願倍率が高くなることが有りま

す。

 

この場合、大学側として受験生の収容が

非常に困難になります。そのため、所定

の志願倍率を超えた場合、二段階に選抜

を分けて、受験生を絞り込みます。

 

二段階選抜とは、大まかに以下です。

【第一段階】

共通テストの成績を基に、高得点者から

順に合格者を決定

【第二段階】

第一段階の合格者を対象に2次試験を実

施して最終合格者を決定

 

第一段階で不合格(俗に言う、「足切り

」)となった場合、出願した大学の受験

は終わりです(受験料が一部返還)。

 

不合格ですから、その年の該当受験日程

(例:前期日程)の試験を受けることは

できません。

 

このようになってしまえば、救済措置は

全くありません。どんなに優秀な学習塾

や講師であっても、助けられません。

 

共通テストの成績は、基本的に同年に受

験した成績の高得点順から決められ、こ

の点数であれば必ず合格、というものは

ありません。

 

二段階選抜を実施する大学ならば、共通

テストの対策は私立大学以上にしておく

必要があるでしょう。

 

これは、共通テストの得点を重視する大

学はもちろん、2次試験の得点を重視す

る大学にも言えることです。

 

2次重視の大学であっても、第一段階で

不合格になってしまえば、2次試験その

ものが受験できなくなるからです。

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2-2.不測の事態

不測の事態とは、基本的に

天災

です。

 

具体例として、最近では

新型コロナウイルス(2020年)

東日本大震災(2011年)

です。

 

上記の2つの天災が起きた時、一部の大

学は2次試験(後期日程)を中止し、セ

ンター試験(+調査書)で合否を決める

方式に切り替えました

これは、合法的な措置です。また、受

験料の返還はなし。

 

このとき、センター試験の成績だけで定

員枠に入った受験生は、2次試験を受け

ずに合格できました。

 

一方で、センター試験が不本意な成績に

なり、2次試験での挽回を期していたほ

とんどの受験生は不本意な結果になりま

した。

 

合格できた人はそれで良いですが、不合

格になった人はやりきれない気持ちとな

ったことでしょう。

 

上記の天災は、いずれもセンター試験後

そして2次試験(後期日程)の前に起き

たことですが、どうしようもありません

でした。

 

これを教訓に、人知を超えた思いもしな

い状況が未来に起きても影響されないよ

うに石な成績を共通テストで獲ること

が大切と言えます。

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3.おわりに

私自身、受験生時代は2次重視の大学な

らばやはり、「センター試験よりも2次

試験」と考えていました。

 

しかしながら、2-2.不測の事態

「共通テストも大切」と考えを変えさ

せられた出来事でした。

 

特に今のご時世は、天災をはじめとして

思いもしないことが起きてもおかしくな

いでしょう。

 

本記事を読まれたのを機に共通テストも

大事な試験と捉えて頂けると、幸いです。

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