こんにちは。おっくんです。
自主学習において、欠かせないものに自
習室が有ります。
有料で空間を貸出している媒体もあるほ
どで、需要はそれなりに有ると考えます。
試験において合格を達成するための手段
の一つとして活用されていると思われま
すが、正しく扱えていない人も少なくな
かったりします。
今回は、自習室を有効に活用する方法に
説明をします。
読んでいただければ、幸いです。
目次
1.自習室のメリットとは?
出典元:https://www.tokyo-np.co.jp/article/98887
自習室のメリットは、主に
勉強に集中できること
でしょう。
家庭で勉強をする場合、親御さんの手伝
いなどの家事や雑用で時間を奪われるこ
とが有るかもしれません。
そのような状況になると、自分の時間を
確保することは容易ではないでしょう。
それだけでなく、テレビなどの誘惑もま
た、それを確保することを困難にさせる
かもしれません。
それらを完全に断ち切ってできるのであ
れば、それに越したことはありません。
ですが、家庭内環境によって誘惑を完全
になくして勉強することは困難な場合も
あるでしょう。
例えば、自分の机を居間などの共有スペ
ースしか置くことができないなどです。
他には、兄弟あるいは姉妹での共同部屋
などの完全個室が確保できない場合です。
このような場合、自習室は大変有難い空
間となり得ます。
基本的に誘惑は無く、中断が入ることは
ないでしょうから。
しかしながら、時間を自由に使えると言
うことは、言い換えれば自身でしっかり
と時間やスケジュールの管理を全てしな
ければなりません。
これができないと、自習室を使う意味が
失われてしまう可能性が高いです。
次に自習室を有意義に活用する方法を説
明します。
2.自習室を有意義に活かす方法
出典元:https://www.study-room.com/
有意義に活用するための姿勢として、
時間を決めて、時間内にやりこなす
です。
使用するにあたって、まずは自習室を使
用時間中にできそうな分量を決めること
がまず大事です。
具体的には、目標としてやる分量よりや
や少なめです。要は、確実にこなせる自
信のある量です。
*こちらに受験における目標設定につい
て書いた記事があります。ぜひ参考にさ
れてみてください!
↓
集中力や学習意欲はずっと続くわけでは
ありません。
そのため、時間と共にこなせる量も少なく
なってくることはほぼ必至です。
多めの分量となってしまうと、計画倒れ
になりやすいです。
大切な事は、一日で自習室で過ごせる時
間の中で、一日やる分量を完全にこなす
ことです。
このような達成癖を付ければ、良い学習
習慣を身に付けることにも繋がります。
このような相乗効果を作るためにも一日
やる分量を予め、無理のない範囲で設定
しておきましょう。
これは、自習室には無料と有料の場合が
ありますが、いずれの場合においてもで
す。
次に自習室を無料・有料(非固定制)と
有料(固定制)の場合についての使い方
について、次にそれぞれ説明します。
2-1.無料・有料(非固定制)の場合
この場合は、
一日でできる分量だけを持って行く
です。
このような自習室の形式(以後、自由席
制自習室)は主に以下でしょう。
無料の例では、
・図書館の閲覧席
有料(非固定制)のそれでは、
・1日利用自習室
・自由席制自習室
などでしょう。
これらは、自身の固定座席が無いので、
参考書や問題集をずっとそこに置いてお
くことは基本的にできません。
この場合、前倒しして終える体制が理想
です。
ここで、もし設定した量をこなしきれな
かった場合についても話します。
まず、こなしきれなかった分については、
最後までやり切ること
です。できれば、帰宅後あるいは翌日な
どと近い将来に、です。
状況にもよりますが、それまでは新しい
ことに次々と手を付けることは辞めまし
ょう。
当初の目標を達成できないまま、次々と
新しいことをやろうとすると、計画倒れ
がどんどん進んでしまい、学習にメリハ
リが無くなる可能性が高いからです。
このようになってしまえば、自習室に行
って勉強する意味そのものが失われてし
まいます。
また、計画倒れとなった場合、その原因
も探ってみましょう。
図書館である場合、息抜きの時間に本棚
の本を適当に探って読んでいた、などは
原因になりやすいです。
有料自習室の場合、休憩時間を思った以
上に取っていたなどがあります。
原因を探った後、次に使う際はそれを修
正しましょう。そうすることで、自分な
らではの最適な自習室の使用方法が見つ
かることでしょう。
2-2.有料(固定制)の場合
こちらの場合は、
その日に必要な分量以外は置かない
です。
こちらの自習室の形式に関しては、
・指定席制自習室
でしょう。
2-1.無料・有料(非固定制)の場合
と同様に、できる分量に抑えて完全にこ
なすことはもちろんですが、これに加え
て後日勉強する予定の物などは一切置か
ないことです。
他に置くのは、サンダルや靴ベラなどの
計画倒れの原因になり得ない物
ぐらいです。
この姿勢は、鉄則と言うぐらいに持ちま
しょう。
指定席制だと固定座席が確保され、契約
期間中はそこを自分の場所として使うこ
とができます。
参考書や問題集を継続的においておくこ
とができるので、どんどん勉強に関係す
るものを置いてしまいがちになるでしょ
う。
ですが、この意欲がかえって計画倒れに
なりやすいのです。
さらに開館時間内であれば、使用時間の
制限はなくずっと使うこともまた、計画
倒れになりやすい原因になり得ます。
図書館の閲覧席のように長時間離席した
場合、館内の職員によって荷物を強制撤
収されることがあります。
ですが、指定席制の自習室は長時間離席
しても、誰も荷物を撤収はしません。
ここから、ダラダラと時間を過ごしてし
まう傾向にあるのです。
これに日や月を重ねれば、1年間で莫大
な時間を空費していることになります。
一方で、その割には殆ど勉強をしていな
かったりします。
このようになってしまえば、本末転倒で
す。
このことから、指定席制自習室を使う場
合は、自由席制自習室を使う場合に比べ
、高い自制心が必要と言えるでしょう。
1日に7~8時間集中して勉強する自信
が無いのであれば、お勧めしません。
また、いきなりやる気を出して1年契約
などと使うことにも慎重になりましょう。
途中で挫折してしまっては元も子もあり
ませんから。
指定席自習室は、本番直前期の限られた
期間でたくさんの時間が欲しいときなど
と短期そして限定的に使うのがおススメ
です。
3.おわりに
自習室について説明しましたが、形式的
に使うことは宜しくないことと感じられ
たと思います。
自習室は学習進捗を促進するための手段
にすぎません。
それだけに勉強がきちんと進んでいるか
どうかに焦点を当てながら、使うことが
大事になるでしょう。
本記事が、自習室を有意義に使うための
参考となれば、幸いに存じます。
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