努力すれば必ず結果は出る?~本当の意味を知りましょう~

こんにちは。おっくんです。

 

今回は、努力と結果の関係についてのお

話をしたいと思います。

 

上級学校の入学試験、公務員試験などと

試験の名の付くものは必ず、合格者

合格者という二者が存在します。

 

基本的に試験では定員枠が有るので、この

二者はこれからも試験毎に存在するでしょ

う。

 

ここで、不合格者は不合格になりたくて

なったのでしょうか? 違いますね。しか

しながら、不合格は現実に起こっている

ことです。

 

本記事ではご自身の努力と結果の関係を

しっかりと理解してもらいたいと思い、

書いてみました。ぜひご高覧頂ければ、

幸いに存じます。

スポンサーリンク

1.努力すれば必ず結果は出る?

努力すれば必ず結果は出る?、は

本当でもあり嘘でもある

のです。

 

合否を判定する試験の世界では「努力す

れば必ず結果は出る」と言う言葉は名言

として、よく耳にすると思われます。

 

もし「努力すれば必ず結果は出る」と言

う名言が正しいならば、合格者が全てで

不合格者はいないはずです。

 

なぜなら、試験を受ける人は多かれ少な

かれ努力をしているからです。ところが、

現実には合格者がいる一方で、不合格者

がいます。

 

その試験が難関そして狭き門であればあ

るほど、合格者よりも不合格者が遥かに

多かったりします。

 

ここで合格者に関しては、努力の成果が

きちんと出たと言うことで前記の名言は

当てはまっている、でほぼ問題ないでし

ょう。

 

では不合格者について、考えましょう。

言うまでもなく、前記の名言は当てはま

っていないことになります。

 

不合格と言う結果だけを見れば、努力し

ていないことになります。

 

しかしながら、こう言うと「一生懸命努

力したのに不合格になった。」と不満

漏らす人が一定数いるのも事実です。

 

では、努力すれば必ず結果は出る、の本

当の意味を次にお伝えしたいと思います。

スポンサーリンク

2.努力すれば必ず結果は出る、の本当の意味を知りましょう

本当の意味は、

努力の言葉の前に何かが必要

です。

 

合格と不合格の間にはある差が有るので

すが、その差とは何でしょうか?

 

能力の差でしょうか?

いいえ、そんなことはありません。

 

大抵の試験はそうなのですが、合格者と

不合格者の平均点は僅差なのです。

 

答えは、

努力の差

です。

 

これを踏まえ、不合格の要因を次に説明

します。

スポンサーリンク

2-1.努力しても不合格になる要因

不合格になる要因は、

間違えた努力

をしたからです。

 

先に「一生懸命努力したのに不合格にな

った。」と言う不満を漏らす人について

述べましたが、過去にそう感じた経験が

ある人にお聞きします。

 

本当に正しい努をしたかどうか、と。

 

例えば、英語の試験が有るとします。試

験の日が近づいてきたので、数学の問題

集をみっちり完璧にやりました。そして、

対策はバッチリです。しかしながら、英

語の試験は0点で不合格でした。

 

これを読んだ時、どうして不合格になっ

たかは一目瞭然ですよね。間違えた努力

をしたからです。

 

これは極論ですが、不合格者は試験対策

の中でこういった間違えた努力を無意識

のうちにしているのです。

 

さらに間違えているものの間違えたこと

についてはそれなりに一生懸命やったの

勝手な達成感が得られているのです。

 

ですが、これは自己満足、と言う虚ろな

る感覚であります。

 

この状態のまま、試験本番を迎えて不合

格になるのです。

 

合格するためには「正しい努力」が必要

です。そして、それがきちんと正しい

どうかも逐次確認しておかなければなり

ません。

 

その確認とは主に要を得た対策をしてい

るかどうか、です。

 

次に残念ながら不合格者になり、合格へ

再挑戦する場合についてもお話ししたい

と思います。

スポンサーリンク

2-2.次こそ合格するためには?

次こそ合格するための最低条件は、

考え方を変える

ことです。

 

不合格になるにも原因は有りますが、原

因そして感じ方は主に以下の二通りだと

思います。

●努力がそもそも不十分だった

⇒(感じ方)単に努力不足だった

努力したものの、結果に結びつかな

った

⇒(感じ方)一生懸命やったけど、不合

だった

 

このうち、問題そして再度同じ過ちを繰

り返す傾向が強いのはどちらだと思いま

すでしょうか?

 

実は、下段の人です。

 

上段の人は既に努力不足と自認している

ので、もっと努力をしなければいけない、

という気持ちになるのです。

 

そして、不本意な結果を既に被っただけ

に(間違えた)努力もある程度は把握で

きており、(正しい)努力へ意識が向き

やすいです。合格する見込みが有ります。

 

一方で問題あるのは下段の人です。一生

懸命やった、と言う感覚が邪魔をして、

同じやり方に拘泥する傾向が強いのです。

 

当然、同じやり方を続ければ、また不本

意な結果となります。

 

合格を勝ち取るためにはまず、(間違え

た)努力をしたことを素直に認めること

です。

 

その上で、自身でやってきた努力と不本

意な結果との間で論理的な関係がきちん

と構築できているかどう、です。

 

なぜ自身で行った対策が不本意な結果と

なったかの探究をしましょう。

スポンサーリンク

3.おわりに

義務教育を修了すると、努力の過程より

結果が重要になって来ます。

 

それゆえ、どの状況でも100%の力を出

す人よりも状況に応じて力加減をできる

人の方が評価が高い、ということが普通

に有るのです。

 

以前の公務員試験の記事で教養試験よりも

専門試験を重点的に対策した方が良い、と

述べましたが、まさにその一例です。

 

一見理不尽に感じられるかもしれません

が、このことを理解することに努めて頂

ければ大変幸いに存じます。

スポンサーリンク
受験におけるマインド
スポンサーリンク
シェアする
UTS12lightblueをフォローする

コメント