質問の仕方には良い・良くないがある!その違いを知っておこう

こんにちは。おっくんです。

教育関係の仕事をしている関係で、受講

生から教科に関する質問を受けることが

有ります。

質問は大歓迎としていますが、受けた時

の感触は受講生ごとに異なっています。

その中で、好感触と感じたものとそうで

ないものが有ったりします。

本記事では、これに関連した話をしたい

と思います。

是非読んでいただければ、幸いです。

スポンサーリンク

1.質問の仕方には良い・良くないがあるとは?

出典元:https://cpa-net.jp

質問には、

良い質問・良くない質問

の2通りが有ります。


良い
質問とは、質問する側とされる側が

お互いに良い形に終わることです。

例えば、質問する側はきちんと理解でき

、質問される側は質問されることを通

じて授業展開を改善する方法となること

です。

このように、質問が両者の成長のきっか

けになることです。そして、この時間は

何より有意義となります。

一方で、良くない質問とは質問をする側

とされる側の何れかあるいは両者が後味

の良くない形になることです。

例えば、質問したものの、質問される側

が質問する側に的確な回答をできなかっ

たこと、あるいはその逆です。

こういった場合、片方の側あるいは両者

にとって、宜しくない形となり得ます。

さらには、お互いが成長する上でも宜し

くなく、時間も空費される形となります。

このように質問をする側と質問される側

の両者は、互いに「判りやすく」伝えな

ければならないのです。

ただ、質問をする側が先に行動を起こす

ので、こちら側の責任が比較的重かった

りします。

それだけに質問する側はよくよく考えて

質問するべきであると考えます。

両者にとって良い形となるために、どの

ような形で質問をするのが好ましいかを

次に説明したいと思います。

スポンサーリンク

2.良い質問とするには?

出典元:https://nobishiro.life

良い質問とするには、質問する側が

一貫して能動的に取り組む

ことです。

まずは自身で考えることが大切ですが、

どこの部分が判らないのか、を自身で明

確にすることです。

例えば、「この問題が判りません。」と質

問をする受講生がしばしばいますが、この

ような質問だと残念ながら、疑問点を解決

してもらうことは難しいです。

なぜなら、この問題のどの部分が判らな

い、どこから判らなくなったのか等が質

問される側として掴みにくいからです。

質問される側としても質問に答える責任

はありますが、家庭教師のようにベッタ

リと付きっきりで教える形でなければ、

判りませんだけ判らない部分を見

抜くこと困難です。

このような形で質問する受講生は、判っ

ていないことを自身で明確に把握できて

いないように思えます。

また、講師に質問すれば、何とかなると

考えていることでしょう。


自身で判らない部分が判っていなければ、

質問される側はさらに判りません

そのようになれば、質問される側は的確

な回答を提供することができないので、

質問する側にとって結局は判らない部分

を解決することには至らないでしょう。

このように受動的な姿勢は、自身に何も

得られないままの形として還ってくる

です。

だからこそ、判らないことがしっかりと

判っておくことが質問前の準備として大

切です。

このような準備は、予習と同じでしょう。

予習の大切さについて書いた記事として、

以下が有ります。

これをしっかり準備した上で、いよいよ

質問をすることになりますが、その方法

について次に説明します。

スポンサーリンク

2-1.質問する際の方法とは?

質問する際に大事な方法とは、

聞き手が回答しやすい質問をする

ことです。

具体的には、質問される側がイエスかノ

ーだけで答えられる内容としてまとめる

ことです。

質問は、短時間でしか対応できないこと

が大半だからです。

回答するのに時間がかかる形だと、短時

間で対応するとなると、簡素に回答しな

ければならなくなります。

特に質問で列ができていると、なおさら

です。

簡素に回答する形となってしまえば、

解度もそれだけ半減してしまう可能性が

あるでしょう。

このような事態を防ぐためにも、「イエ

ス・ノーだけの回答方式」を提供するこ

とは短時間で的確な回答を得られるため

の一方法となり得ます。

加えて、イエス・ノーだけに回答しさえ

すればよい形とすることは、自身で判ら

ない部分と判る部分を知ることにもなっ

ているのです。

判らない部分が判っていなければ、この

回答の形は質問される側に提供できない

からです。

また余談ですが、「イエス・ノーだけの回

答方式」は他の受講生への配慮をするこ

とにも繋がることが有ります。

一部ですが、質問する際に後ろに質問者

の列ができてもお構いなしに質問を長々

とする受講生がいますが、こういったこ

とは辞めましょう

講師は貴方の家庭教師ではありませんし、

質問する時間を長々と独占することで、

他の受講生が質問する機会を削ぐことに

なります

質問する際は、質問できる時間は非常に

限られていることを前提に取り組みまし

ょう。

このように他者への迷惑行為を避けるた

めにも有用となり得ます。

次に質問する上で心がけて欲しいことを

説明します。

スポンサーリンク

2-2.質問する上で心がけることとは?

質問する上で心がけることは、

必ず疑問点を逐次解決する

です。

さらに、1回で解決を心掛けましょう。

早く解決できれば、その問題に関しては

自身の知識の一つとなり得、いち早く次

なるステップに着実に進むことになる

らです。

それを繰り返せば、学業成績にも好まし

い影響を及ぼすことにもなり得ます。


1回の質問で解決できなければ
、次にま

た質問しに行くことになるでしょう。

その際にまた別の判らない部分が出て来

る可能性が有ります。

それが繰り返されると、判らない部分で

溢れかえり、どこを質問したら良いのか

が判らなくなるでしょう。

自分自身で判らない部分と判る部分が整

理できなくなると、質問される側として

も対応のしようがなくなります。

判らないままでどんどん先へ進んでしま

います。最終的には、学業成績において

も宜しくない影響が及ぶ可能性も出て来

でしょう。

このような宜しくない循環にならないた

めにも、1回の質問で解決すると言う達

成癖を付けておきましょう。

そのためには、できるだけ自身で調べる

なりして自分の頭で考える、などと質問

内容が少なくなることを心掛けることも

必要です。

スポンサーリンク

3.おわりに

質問する際も大事な作業や心構えはある

ことを説明しました。

学習と言うのものは結局、自身が主体に

なってするものであり、自身に合った方

法を試行錯誤によって探り、最後に確立

するものなのです。

本記事が、質問に対する取り組みを良い

方向に変えるきっかけとして頂ければ、

大変幸いです。

スポンサーリンク
受験におけるマインド
スポンサーリンク
シェアする
UTS12lightblueをフォローする

コメント